聲の形見ました
見てきました
見ます pic.twitter.com/eP5h48WeCK
— シルバーウィーク時々仕事 (@morizo41) 2016年9月18日
実は原作も何も知らずに見ました。
見た理由なんですが
・京都アニメーション制作
・監督 山田尚子
・脚本 吉田玲子
作品に対しての思い入れも特になく単にけいおん!と同じ製作会社、監督、脚本だけで見に行きました。
本当に単純ですよね。今は正直後悔してます。
原作は週刊少年マガジンで連載され、単行本は7巻あります。
あらすじは調べてください。ただ、非常に重い話です。
人間の繊細であり残酷でもある心理描写がしっかり描けていた気がします
以下感想(ネタバレ有)
なんというかとりあえず何も知らないで見てしまったから、あまりの話の重さに圧倒されっぱなしで、話に追いつくのが本当に難しかったですね。
ただ、終わってから整理すると、イジメに対しては当事者のそれぞれが自分の都合のいいように解釈して行動している現実が見れました。
将也であれば、とにかく硝子に小学校時代のメンバーと仲良くやりたい、そうしようとおせっかいなところ。
硝子であれば全部自分の耳が聞こえないところに問題があると抱え込んでしまいすぐに謝ってしまうところ。
みよこであれば、目を背けて逃げ出してしまうところ。
自分たちに一番身近で一番汚いなと考えてしまったのはみきの自分は何もやってないし思いやりを持って接してあげてるんだと善人ぶっちゃうところ。
ある意味、直花みたいなキャラは必要なんじゃないかと思いました。日本人的に道徳の授業で取り上げると言うまでもない絶対悪にされてしまうわけですが、それは本当に彼女だけの問題だったのだろうか。
ただ、これはいじめだけを問題にしているんじゃないんですよね。
原作を読むと、西宮家内のこと、母親同士でのこと、将也を取り囲む同級生のこと、、、
それぞれの心境を取り扱った内容がたくさんあるでしょうから原作は読むべきかなと。
まだ1回しか見てないので上辺っ面の感想しか書けませんが、2回目見に行くまでに原作読んでみようと思います。
ただ、京アニの作画の安定感。これは本当に芸術と思っていつも見ていますが、今回も本当によかったです。
10月からユーフォもあるわけですが、京アニの繰り出す絵は本当に好きです。
とくに水、水しぶきが好きですね。これはFree!を観てくらいから確信持ちましたが、プールや川や池の透き通った感じ。
鯉へのえさやりのシーンは好きでした。
とにかく作画が良いと作品の内容が入ってきやすいです。
脚本、構成がどれだけしっかりしていても、作画が乱れてしまうとそっちに気が行ってしまいますよね。どの作品の事かはあえて言いませんが、、、
とりあえず原作読まないと行けないということを伝えたいです。